福一の事故でこの世の終焉を感じた日

2001年9月11日に、アメリカで「アメリカ同時多発テロ事件」が起きた時に、私はラロトンガという島のリゾートに旅行に行っていました。

リゾートでは、各部屋にテレビがなく、ラウンジの大きなスクリーンで衛星放送を見る事ができました。

リゾートの大きなスクリーンに、ツインタワーに飛行機が突っ込み、煙や炎が充満している映像が映された時、その場にいた、大勢のアメリカ人が、瞬間的に大人なのに、声をあげて、泣き出しました。

私は、東日本大震災の影響による、津波の被害の生中継をNZの姑宅のラウンジで見ている時、燃え上がるツインタワーを見て、大粒の涙を流し、声を出して、泣くアメリカ人の気持ちがわかりました。

でも、悲しいかな。
私は腐っても、日本人、夫サイドの親戚一同や、自分の子供がいる中で、泣き喚くことはできませんでした。
悲しみや津波の衝撃に集中しないように、努め、舅と姑の勧めで、東京の兄弟宅に電話をしました。

まだ、日本は昼間の時間で、福島や仙台方面の津波のことも知られていないようでした。
東京も恐ろしいほど揺れたということで、義姉は子供を迎えに幼稚園に行っている最中でした。

姑宅から家に帰り、日本の知り合いの、無事を確認して、ニュースを見続けました。
津波が人や町、車、建物を飲み込む様子に胸が苦しくなり、夜中に一人で嗚咽しました。

考えられない高さの津波の襲来でも、平静ではいられないというのに、今度は、福一(福島第一原子力発電所)の事故のニュースに、この世の終わりのような気持ちになりました。

大人が大泣きすることもある+1 !

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